猫の膀胱炎 繰り返してなかなか治らない

繰り返してなかなか治らない猫の膀胱炎

猫の膀胱炎は繰り返してなかなか治らないので、心配がつきません。

カイトはようやく薬を減薬し、次第に落ち着いているところですが、良くなったよ思っても、直ぐにおしっこがつまってしまい、今回は合計4回ほど病院でおしっこを抜いてもらいました。

猫の膀胱炎は繰り返す

猫は一度膀胱炎になると繰り返すのでなかなか大変です。

カイトも実は以前にも膀胱炎になっていました。

その時は結石が出来て、薬物治療をしたのですが、あまりよくならず、結局回復手術で結石を取り出しました。

 

今回は結石ではなかったのですが、恐らく血の固まりのようなものが詰まっていたようです。

尿道が狭く、あまり水を飲まない猫は膀胱炎が治りにくく、繰り返しやすいようです。

 

猫の膀胱炎の症状

猫が膀胱炎になると、下記のような行動をとります。

・トイレに何度もいく

・そわそわして鳴いたりする

・血尿が出る

・人のいないところに引きこもる

血尿が出てれば一発で分かるんですが、今回は血尿が出なかったため分かりにくかったです。

また、経験上、猫は調子が悪くなると、人のいないところ、ベットやソファーの下などにずっと隠れてしまいまい、余計に状態が分かりにくくなります。

 

飼い主としては、大したことないかも知れないし2,3日家で様子を見るか、と思ってしまいますが、猫の膀胱は小さいので、おしっこが出ない状態で数日放っておくと死に至るそうです。

発見が遅れると命取りになりますので、ちょっとでも様子がおかしかったら病院につれていった方が良いでしょう。

 

獣医さんは膀胱をさわってパンパンになっているかどうかで膀胱炎判断できるようですが、私はよくわりませんでした。

病院に連れていって見てもらうのがいちばん確実かと思います。

 

猫が膀胱炎になってしまったら

一口に膀胱炎と言っても原因が色々あるようです。

尿結石によるものと今回のようにそうでないものがあるようです。

結石も種類が色々とあるようですが、薬で溶けるタイプの結石の場合は投薬治療で事なきを得ました。

溶けないタイプだと、前回カイトもやりましたが、手術で膀胱の中の結石を取るということになると思います。

 

今回カイトはなんかしらのストレスで血の固まりが膀胱につまり、発見が遅れたため、膀胱が膨脹して膀胱アトニーという膀胱の収縮力がなくなる症状になり、さらに腎臓の数値も悪くなり、尿毒症の懸念もある重い症状だっため、入院しました。

 

入院中は膀胱を収縮させるため、投薬と、カテーテルを繋ぎっぱなしにして尿を垂れ流しにする治療をし、また抗生物質もいくつか飲んでいました。

 

一段落して家に戻ったあとも、抗生物質や膀胱を収縮させる薬を飲んでいましたが、その後も三回おしっこがつまってしまい、病院でおしっこを抜いてもらうを繰り返しました。

 

尿道の途中が腫れていたようで、狭い尿道がよりいっそう狭くなってしまっていた事が、今回なかなか治らなかった原因でもありました。

これが繰り返されたら、最悪局部を切り落とすしかないとの事だったのですが、幸いそこまではいかずにすみました。

 

局部を切り落とすと聞いてかなりゾッとしたのですが、インスタのほうで、同様の症状でに切り落としたあとも長生きした猫ちゃんがいると教えて頂いて、かなり勇気付けられました。

 

膀胱炎にさせないためにはどうしたら良いのか、、

先代の猫も膀胱炎になってしまったので、アリスとカイトには最初から膀胱炎になりにくい餌を与えていたんですが、なってしまってかなりショックです( ω-、)

もっと水分を与えたり、サプリメントなどを与えてみようかと考えています。

あと、動物病院は結構お金がかかるので、ペット保険に入っておけば良かったと強く後悔しています。

猫の病気と多頭飼い悪い点

ふてくされる猫

今日はカイトが無事おしっこをしていて、ほっとしました。しばらくは慎重におしっこが出てるか見守る必要があります。

猫の多頭飼いの面倒なところが出てきました。

 

膀胱炎はおしっこが出るかでないか、血尿が出ていないかなど、経過観察の過程で観察しないといけません。

猫は膀胱も小さいので、おしっこがでない状態で2,3にち気づかないと命に関わります。

しかし、猫が2匹いると、トイレにおしっこがされてても、どちらのものかわからなくなってしまいます。

 

家にいて飼い主が見てる分にはいいんですが、ちょっと出掛けるときなどは、2匹を隔離してトイレも別々においておかなくてはいけなくなってしまいます。

 

病気をしていないほうの猫にも負担がかかってしまうという意味で、一方が病気になったときに多頭飼いだとなかなか大変だなと思います。

 

とはいえ、猫の多頭飼いにすると、普段遊び相手がいるので、ストレスがたまりにくいという利点があり、私の経験上は、家に猫しかいない時間が長くなりそうなら、多頭飼いが非常におすすめです。

写真は最近カイトばかりで、構われず不満顔のアリス😸

膀胱炎から膀胱アトニーに 猫の膀胱炎

並んで座る猫

膀胱炎の治療と経過観察で入院中のカイトですが、膀胱アトニーという症状になってしまっていました。

膀胱アトニーとは?

膀胱炎で、おしっこが完全に出なくなると、膀胱が膨張します。

その後の処置で溜まっている尿を抜いたあと、膀胱の収縮力が戻らずにうまく排尿出来なくなる症状とのことです。

膀胱アトニーの治療

カイトの場合は、尿道にカテーテルを入れっぱなしにして、尿が貯まらないよう常に排出させて、膀胱をもとに戻すという治療を行ってもらっています。

膀胱炎の血がまだ残っているので、排出された尿にもまだ血が滲んでいました。

あと数日、カテーテルを差した状態で様子を見るとのことでした。

介抱には向かっていますが、まだ心配なことがあります。

膀胱炎による腎臓機能低下

膀胱炎でおしっこがでなくなると、尿を作る腎臓の方に負担がかかり、腎臓の機能が低下してしまうそうです。

カイトも腎臓の数値が下がりきらずに、まだ異常値を示していました。

数日数値をモニターするとのことでしたが、数値が下がらなければ、別の処置が必要になりそうです。

今回の失敗

膀胱炎になったら血尿が出るものと経験的に思い込んでしまっていましたが、今回は血尿が出ず、いきなりつまってしまったようでした。

そういったわけで若干発見が遅れてしまいました。

カイトは元々尿結石持ちなので、少し様子がおかしかったら病院に連れていこうと思います。

2021/9/18 追記

色々ありましたが、尿道がつまってどうしようもないという事で、ち○ちんをを一部切除するという大手術を行いました。

物凄い痛そうな手術で、実際カイトも術後もしばらく痛そうにしてました。

エサを食べるのも水を飲むのも嫌というような状態で、どんどん痩せ細っていきましたが、徐々に回復し、3ヶ月後ぐらいには元の元気な姿を取り戻してくれました☺️

膀胱炎、膀胱アトニー、ほんとに猫の命を奪う恐ろしい病気です。

予防のため、うちではクランベリー液をたまにあげています。

これを水に混ぜると、水をよく飲むようになりました。

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また、餌はロイヤルカナンのユリナリーにかえました。それで今のところ再発はしていません。

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夜中に救急病院に運び込むこともありましたが、

元気になってくれて本当に良かったです。

猫の膀胱炎の兆候、特長

今日カイトが膀胱炎で入院してしまいました。

カイトは以前にも膀胱炎で手術していて、膀胱炎になりやすい体質のようです。

以前飼っていたキジトラ猫のにゃーちゃんも膀胱炎になりましたが、その時は尿結石が溶けるタイプのストラバイト結石というものだったので、薬を飲んで、その後療養食に切り替えたらその後は発生していません。

カイトは溶けないタイプの結石のようで、1度手術をして治療したんですが、また再発してしまいました。

猫の膀胱炎ですが、早期(2,3日)に発見しないと尿毒症になって、無くなることもあるそうです。

下特長の番号が進むほど、症状が進んでいると思います。

3回膀胱炎になった猫をみてきていますが、共通点があるので、飼い主の皆さんの発見の参考になればと思います。

猫が膀胱炎になった時の特長1 トイレに頻繁に行く

膀胱炎になると、トイレに頻繁に行くようになります。

今いったばかりなのに、出てきてまたトイレに戻ったりします。

トイレの中にずっと居座ることもあります。

トイレに入ったのに、砂やシートにおしっこの形跡がなかったら要注意です。

多頭飼いで、トイレを共通にしてたらなかなか難しいんですが。

このような仕草を見たら膀胱炎を疑った方がよいと思います。

猫が膀胱炎になった時の特長2 血尿が出る

膀胱炎が進むとトイレに血尿が残ってたりします。

血尿が出てきたらすぐに病院に見せた方がよいです。

血尿が出たらある意味分かりやすいんですが、今回カイトは血尿が出なくて、もしくは見逃してて、気づきませんでした。

猫が膀胱炎になった時の特長3 鳴く、隠れる

普段あまり鳴かないカイトなんですが、辛かったのか、小声でニャー、ニャーと鳴いてました。

あまり切迫した感じでは無かったんで、

「発情期かな?」

と思ってしまって、若干発見が遅れてしまいました。

あと、膀胱炎に限らず、猫は調子が悪い時はベットの下や人があまり来ないところに隠れる傾向があると思います。

人にもあまりよってこず物陰でじっとしていたら要注意です。

猫が膀胱炎になった時の特長ですが、血尿が出たら一発でわかるんですが、出てない場合はなかなか判断が難しいです。

いつもと様子が違うなと思ったら、病院につれていった方が間違いないと思います。

猫の餌選び

猫の餌って種類がたくさんあって、どれがいいのか迷ってしまいます。

 

私が経験則として気を付けている事は

・人間の食べ物はあげない

・猫の健康を害する餌はあげない

・色々な種類の餌をあげない

です。

で、結論として、アリスとカイトには最初から、ロイヤルカナンのPHコントロールシリーズをあげています。

1個1個解説していきます。

 

・人間の食べ物はあげない

これは皆さんやってると思いますが、例えばネギ類などあげるとたまねぎ中毒になって、最悪死に至ります。

人間が普通に食べてるものでも猫にとっては毒になることになります。

 

また、猫が食べれるものでも、1度あげてしまうと、食卓を荒らすようになったり、超グルメになってしまったりするので、絶対にあげない方がよいです。

 

・猫の健康を、害するものはあげない

健康を害するものはそもそも売ってないんじゃないかと思ってしまいますが、キャットフードは人間の食べ物より規制が少ないので、粗悪な餌も普通に売っています。

 

特に、去勢、避妊した猫は膀胱炎になりやすく、マグネシウムなどが多い餌は控えた方がいいでしょう。

下部尿路疾患をケアしている餌にしておいた方がいいと思います。

値段は高いんですけど、後の病院代を考えると安いものです。

何より猫が血尿を出して何度もトイレに行く姿を見るのはほんとうに辛いです。

 

・色々な種類の餌をあげない

これは考え方にもよるんですが、色々な種類の餌をあげてしまうと、猫がグルメになって、何かと厄介です。

まず、餌にすぐ飽きてしまって、コロコロ変えなくてはいけなくなります。

 

それだけならまだいいかと思うんですが、病気になったときに、食事制限を行わなければいけなくなります。

食事制限の餌は市販の餌に比べて美味しくないようで、グルメになればなるほど、飼い主も猫も、非常時に辛くなります。

 

そういったわけで、アリスとカイトには最初から下部尿路疾患をケアしたロイヤルカナンのPHコントロールシリーズをあげています。カイトはそれでも下部尿路疾患になってしまいましたが、不通の餌だったらもっとひどいことになっていたんじゃないかと思います。

ハチワレ猫の性格

ネットで検索すると、ハチワレ猫の性格は

・タフで生命力がある

・協調性がある

などと書かれています。

 

うちの猫達はどうかと言うと、あまりタフ差は感じませんが、協調性があると感じます。

兄弟という事と、元々保護猫ボランティアの方のところで多くの猫と一緒に生活していたのが大きいと思いますが、とりあえず2匹は仲良しです。

また、たまに庭を通るのら猫にもあまり警戒心を抱かず、興味津々といった感じで見ています。

 

以前飼っていたキジトラ猫はフーフーいって威嚇してたので、それに比べるとなんと穏和な猫達かと驚かされます。

 

他に性格的な特徴としては

・飼い主に人懐こい

アリスとカイトで違いがありますが、どちらも人と交流を持とうとします。

アリスはおもちゃで遊んでと要求してきます。

カイトは寝るときなどにベッタリくっついてきますけど

 

・来客にはビビり

これは子供が来ると追いかけ回されたりするのがトラウマになってしまったようです。

カイトはベッドの下に隠れて、アリスは好奇心で出て来る事が多いです。

 

・餌のこだわりがない

昔飼ってたキジトラは、キャットフードの種類をしょっちゅう変えないと、餌に飽きて食べなくなってしまったんですが、アリスとカイトはそういったこともありません。

人間の食べ物にも全く興味を示さないので、その辺はとても楽です。

 

・聞き分けがいい、諦めが早い

時間がない時に遊んでと要求してきた時や、入っちゃいけない所に入れてくれと要求してきた時などに、ダメだよと言うと、わりと早く諦めます。そんなわけで、もちろんハチワレ全部がそうではないでしょうが、とても飼いやすい性格だと思います。

猫と病院 避妊、去勢手術について

避妊手術後の猫

元々は私はなるべくなら猫に避妊、去勢手術をさせたくないという考えでした。

今回はそんな私の失敗談から。

 

■猫の発情期を軽く見てはいけない

私は以前、野良のキジトラの仔猫(名前はにゃーちゃん)が家にいついてしまったので、飼っていました。

そのときには、どうせ家のなかで一匹で飼うのだからと、避妊手術をしないでいました。

 

最初の発情期に地獄を見る事になりました。

5月頃でしょうか、それまでおとなしかったにゃーちゃんが、

ニャーーー!!!

ニャーーー!!!

と狂ったように泣き叫び始めました。

しかもほぼ24時間。

あわてて病院につれていきましたが、発情期との事。

避妊手術を勧められ受けることになりましたが、あいにく予定が一杯で、手術出来るのは2週間後となりました。

 

その間毎日、毎晩にゃーちゃんは泣き叫び、私は夜も寝れずにノイローゼ状態になりました。

手術をしたあとはにゃーちゃんの叫びもなくなりました。

 

■猫の避妊、去勢手術の時期

そんな失敗もあり、アリスとカイトには早めに手術をうけさせたかったのですが、あまり早く受けると問題があるそうで、特にオスは尿道が狭くなり膀胱炎になりやすくなるそうです。

そんなわけで、獣医さんと相談の上手術が受けれる4カ月程度まで待ってから手術を受けました。

 

■手術と費用

一泊二日で、費用は一匹4万円程でした。

術後は傷口をなめないように写真のようにエリザベスカラーを巻いて過ごします。

人間に対する警戒心も強烈に上がって、しばらくはあまり近づいてこなかったですが、そのうちに元に戻りました。

 

■手術の是非

避妊手術については色々な考えがあると思いますが、私の場合は、心が痛むものの、とにかくこちらの身が持たなくなると言うのを経験していましたので、アリスとカイトは迷わず受けさせました。もし迷ってる方がいたら、私のように、しばらく待って地獄を見てからでもいいかもしれません。